COLUMN

水素の豆知識
2026年9月

その日に見つけた一次情報を1本ずつ。出典と日付をつけて、確かめられる形で残します。

体への影響は扱いません。理由はページ内に書いています。

このコラムについて

  • 扱うこと:水素そのものの科学、つくる技術、産業の動き、制度。一次情報を出典と日付つきで引きます。
  • 扱わないこと:体への影響。FRESCAは医療機器ではなく、身体の機能や症状への作用を書くことは薬機法68条が禁じています。
  • 誰が書いているか:下書きをAIが作り、人が一次情報と照合し、法令チェックを通してから、運営会社の責任で公開しています。
  • 広告であること:当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。個人が中立の立場で書いたものではありません。

(木)

同じ「水を分ける機械」でも、方式ごとに目標コストが違う

水電解装置の設備コスト目標(万円/kW) アルカリ型PEM型SOEC 2030年2030年2032年 5.26.56.8 ↑ FRESCAと同じ方式

水を電気で分けて水素を取り出す装置には、大きく3つの方式があります。アルカリ型、PEM型(固体高分子)、そしてSOEC(固体酸化物電解セル)。NEDOのグリーンイノベーション基金では、この3方式それぞれに設備コストの目標が置かれています。

アルカリ型が5.2万円/kWで2030年、PEM型が6.5万円/kWで同じく2030年、SOECは6.8万円/kW以下で2032年。PEM型のほうがアルカリ型より高いのは、膜と触媒に貴金属を使うからです。FRESCAが採用しているのも、このPEM型と同じ原理です。

ただし、ここで並んでいるのはkW単位の産業用プラントの話です。家庭用の吸入器は1分あたり数百ミリリットルの世界で、桁が3つも4つも違います。「同じ方式」と「同じ規模」は別の話なので、この数字を家庭用機器の価格の根拠に使うことはできません。

出典

PEM方式のしくみを読む

(水)

水素ガス吸入療法は、いまは先進医療ではありません

「先進医療で承認された」という説明を、水素関連の商品ページで見かけることがあります。これは事実と違います。

水素ガス吸入療法は、2016年12月に先進医療Bとして告示されました。しかしその後、2022年4月に取り下げられています。予定していた360例に対して実際に集まったのが73例で、試験が完了しなかったためです。つまり2026年現在、先進医療の一覧に水素ガス吸入療法はありません。

これは効果があった・なかったという話ではなく、制度上の位置づけの話です。研究が行われた事実と、承認された事実は、別のものとして分けて読む必要があります。当サイトが「先進医療」という言葉を使わないのは、この経緯があるからです。

出典

当サイトが書かないと決めていること

(火)

「高濃度」という言葉には、単位がありません

水素の商品説明でいちばん多く見かけて、いちばん比較に使えないのが「高濃度」という言葉です。単位が書かれていないからです。

水素水の場合、濃度はppm(水に溶けた量)で表します。吸入器の場合は、出てくる気体に水素が占める割合をパーセントで表し、1分あたりに出る量はmL/分で表します。この3つは互いに換算できません。「高濃度」の一語で並べられた製品どうしは、そもそも同じ土俵に乗っていないことになります。

比べるときに見るのは、数値と、その測定条件です。「99.9%以上(メーカー試験条件下)」のように、括弧の中に条件が書かれているかどうか。ここが書かれていない数字は、その製品にとって最も条件のよい状態の値である可能性を排除できません。

出典

カタログの数字の読み方6視点

FRESCAの製品を見る

水素をつくる機械そのものについては、製品ページに仕様をまとめています。

公式ショップで価格を見る

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最終更新 2026年9月4日 / 掲載する仕様はメーカー(有限会社エーシーピー)公表値にもとづきます。数値の出どころと編集の方針は編集方針に記載しています。